半ベラとは何か

ヘラブナの兄弟。ヘラブナ同士の子供。

俗に格好がいいのが「ヘラブナ」俗に格好が悪いのが「半ベラ」、、、、ただそれだけ。

ヘラブナは純種でなく交雑種。

純種鮒は生息域が混ざらないように棲み分けて自然淘汰の中、適正な形状を獲得した。。

だが純種(ゲンゴロウ鮒)を生息境界を無視して同じコイ目コイ科フナ属のフナに人工的に交配させた結果、当然、基本は鮒だが形相に違いがある交雑種が誕生した。

当然、海外鮒も日本の鮒も同じコイ科フナ属なので交配ができ、海外鮒をも交配相手にしたのなら多様な組み合わせが生まれ、見たことのない形相が生まれると普通に予想ができる。

著作権の関係で掲載が無いのですが昭和前期のヘラブナは細長く平型ではなく明らかに国内鮒とは別物な形相。

交配魚の影響であろう、鰓が大きく、顔が大きく植物プランクトンを食する「ゲンゴロウ鮒」の特徴が見え、又、目を大きく見開き、やや下を向き、大きく「見慣れれない鮒」の特徴も見える。

これらは主観的な特徴の1つであり戦争時代に国内に放流することになった特徴を含んでいる。

①肥料や餌を必要としない。

②大型になる。

③子孫を残せる。

この上記3つは食用目的の放流に必要不可欠な特徴であり、原型というべきヘラブナの特徴でもあろう。

釣り堀用にも古く出回っていたそうなので、上記の特徴は他に、「人慣れ、餌慣れ」も出来るも含まれるとも思う。

これは、写真が普及し始めた昭和30年代ごろの書籍に上記のような魚形をもつヘラブナが書籍に紹介され始める。

しかし、昭和中期ごろ、昭和後期になると細長い魚形から平型になり、明らかに「ゲンゴロウ鮒」に見られる鰓の大きさが小さくなり、又、側線鱗が32枚前後と国内の鮒には少ないであろう魚形が現れ始める。

何が起きたのか、、、、ビックリするほどの魚形の変化がある、、、、Σ(゚д゚lll)。

予想では生息場所、養殖場所、種魚の違いから、複数の養殖方法の可能性がある。

だが、昭和後期のヘラブナの写真を見ると、当時のヘラブナは現在の半ベラに似てくる。

「ヘラブナは品種改良を加え、その後、更に品種改良(交配)を続けた。」。と史実を浮き彫りとなる。

しかし、今、その証拠となる写真が現存せずに閲覧者皆様においては管理人の独論の検証を難しくさせるが、それら(昭和30年ごろの書籍)を是非、手にとり見てほしい。

昭和初期のヘラブナは写真自体が貴重、希少で戦争の時期でもあり現存していないだろう。

しかし、「関沢 潤一郎」さんのヘラブナの本には、それがあり、普通に見れば、ヘラブナはゲンゴロウ鮒と「かけ合わせ」が行われている。半ベラは「ヘラブナとヘラブナ」との「合いの鮒」だと確信させる。

古い写真を見ることができれば納得できるのであるけど、礼和の時代に昭和30年ごろの書籍は残るだろうか。

是非、長くヘラブナ釣りを続けている方など資料を有する方は公開してはどうでしょうか。

よく、マブナとヘラブナとの交雑魚であると、半ベラを紹介する書籍もあるようだが、雌性発生するギンブナからは半ベラは生まれないのは、その通りであり、ヘラブナが放流される前には、半ベラ論争などという自体も無い。

昭和の書籍には「合いベラ」の特徴はサイハが「60~80」だと紹介している。

しかし、ヘラブナのサイハの記載、公開はない。

水産試験場には、ヘラブナのサイハの資料があるだろう。公開してほしい。

ゲンゴロウ鮒のサイハは100前後と紹介があるが、ヘラブナはどうだろうか。そして、半ベラはどうだろうか。

今、ヘラブナは絶滅リストにのらない。

それは「ヘラブナは原種ではなく品種改良種でありゲンゴロウ鮒と何かしらの鮒と交雑を受けている証拠」である。

交雑魚であるヘラブナとヘラブナ同士が交配すると俗に言う「半ベラ」形相の違う魚体ができる。

先ほどと同じ、琵琶湖内にいた鮒が、それ以外の地域に生息する鮒とかけ合わされば当然のことである。

なぜ、昭和、平成と「ヘラブナは品種改良種」と説明するも品種改良(かけ合わせ)を行ったので既に形相が一様でではないと発表しなかったのか。

将来、国会図書館や図書館に所蔵されている「昭和30年以前のヘラブナ」を見れば、金魚の祖といわれる「アジア鮒」。又は「ヨーロッパ鮒」の特徴が、それら写真に如実に映っているので交配したのだとわかると思う。

交雑種である「ヘラブナとヘラブナ」が交配したら、対立遺伝子のようにヘテロ、ホモと呼ばれる優生な性質、劣勢な性質の組み合わせが発生する。

対立遺伝子が複数あったなら、その組み合わせは多種多様となる。

例えば、特徴 AAaaBBbb と ccCCddDD がかけあわされば、多様な特徴を持つことは明らかである。

「ゲンゴロウ鮒+不明な鮒=ヘラブナ」「ヘラブナ+ヘラブナ=格好のいいヘラブナ、格好の悪いヘラブナ、色々なヘラブナ」と説明をしないのか。

雌性発生のマブナとヘラブナの交配種が半ベラという昭和期の都市伝説のような憶測より理解が深まると思う。

琵琶湖水域のに生息する純粋なゲンゴロウ鮒に色々な鮒を人工的にかけあわせた結果、ヘラブナが生まれ、半ベラも生まれた。昭和後期には半ベラは報告されていた。

謎は、半ベラ論争が活発な時に報告、発表しなかったのかである。

そうであったなら、半ベラは猫の餌。のような風潮はなかったであろう。

そして、格好のよいヘラブナを釣るのが「ヘラブナ釣り」という感覚もなくなるだろう。

しかし、格好のよいヘラブナを釣る、。というスタイルは続くと思う。

ヘラブナを放流する団体、個人は多いと思う。

放流したのなら、半ベラ、ヘラブナと隔てをもうけずに、愛釣の気持ちを持ちたい。

そして、半ベラもヘラブナも一緒と思うのは管理人だけかな。、、、(;>_<;)。